木灰そば
■専門店「てんtoてん」で真喜志三千子さんの手仕事を取材しました。
沖縄そばの原料は、小麦粉と塩、それに市販のかん水が一般的である。かん水とは、中華麺などの添加物でアルカリ塩水溶液のことである。
伝統的な沖縄そばには、かん水ではなく、木灰(もっかい)液が使われていた。木灰液とは、ガジュマルなどの樹木を薪に使用し、その灰を水に沈殿させてできた、上澄み液のことである。
ここでは、伝統的な「木灰そば」の製法を、専門店に学び、その手仕事を取材した。
(真喜志三千子さんの全面的な協力と、承諾のもとの掲載です。感謝致します。)